2013年8月26日月曜日

群馬県立館林美術館にて「粘土で自分だけの守り神を作ろう!」ワークショップが開催されました

アートマネジメントゼミでは8月25日に群馬県立館林美術館と連携した事業「「粘土で自分だけの守り神を作ろう!」というワークショップを開催しました。このワークショップは企画展の彫刻家・籔内佐斗司「やまとぢから」展にちなんだものとして企画を練りました。4か月前から準備を重ね、いよいよ当日を迎えました。
内容は、はにわ粘土というあたたかみのある粘土を使用して小さな守り神を作り、
エントランスに設置した池(蓮と葉っぱ)の上に乗せ、参加者同士が鑑賞し合ったりして
作品を楽しむというものです。
↓準備の様子
             
 
13時の開始とともに、会場となったワークショップ室にはたくさんの方が来場されました!
定員100名のところ、なんと開始30分で50人の方が!大人から子供まで、ご家族参加や、
お一人で参加される方など、学生も美術館職員の方も予想以上の反響にびっくりでした!
↓受付で粘土を配布している様子
 
↓みなさん真剣な表情で守り神を作ります。ヘラや串を使ったりして・・・
 
↓ワークショップ室の様子。趣のある会場でワイワイ楽しく作ります。学生は粘土の使い方をサポートしたり、参加者と交流を図りました。
 
↓出来上がった参加者の作品
 
 
↓次はエントランスに移動して、自分の作品を展示します。葉っぱに乗せたり、
蓮の花を近くに置いたり、写真撮影をしたり、他の参加者の作品を鑑賞したりしました。
池はブルーシート、小石は新聞紙、葉っぱは紙皿、蓮の花はお花紙でできています。
身近なもので作った池ですが、好評でした。
 
↓たくさんの守り神ができました!
 
↓参加した学生6名+教員 今回は定員を上回る115名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。たくさん学ぶこともありました!

2013年8月19日月曜日

【やま・さと応縁隊】 中之条町に取材に行きました!第三回

本日、アートマネジメントゼミ4名が中之条町に第三回の取材に行きました。
これは、群馬県の事業「やま・さと応縁隊」の研究活動です。

「やま・さと応縁隊」とは
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群馬県は、県土の約7割が中山間地域です。
中山間地域には豊かな自然や様々な農産物の恵みがあるものの、過疎化や高齢化が進むなか地域活動が難しい状況となりつつあります。
そこで、群馬県では、中山間地域の活性化への道筋を探るため、平成24年度に「群馬県やま・さと応縁隊活動調査」をスタートしました。これは、大学生で組織された「やま・さと応縁隊」が地元住民と交流し、そこで得た経験を基に自由な発想で形に残すものです。
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今回は四万地区を訪れました。
群馬県玉村付近は37度と猛暑ですが、四万方面は31度くらいで、冷房のない取材場所ばかりでした。川のそばは涼やかですが、すこし歩くと汗だくになるくらいでした。

今回の取材はまず四万温泉協会さんでこちらの温泉について、
また魅力的なスポットなどのお話も聞きました。↓


その後、たくさんある旅館の中で、はつしろさんにお話を伺いました。ビエンナーレの作家さんも宿泊することがあるというお宿で、地域の方々がビエンナーレの開催を楽しみにしているというお話もお聞きしました。↓
 
四万温泉と言えば、当然観光地です。おしゃれなカフェもあります。学生たちも取材を兼ねてランチをいただきます↓

午後は作家さんにお話を伺いました。制作途中の現場にお邪魔して色々とお話を伺うことができました。制作途中に感じたことなど、生の声を聞くことができました。↓

 
最後は四万温泉を満喫します。散歩をしながら町の魅力を探していきます。
各所にある飲泉所で味を比べたり↓


四万の清流では少し川遊びもして美しい情景を目に焼き付けることができました。
今回の取材の様子もビエンナーレ通信第三号でお伝えしていきます。お楽しみに。↓

2013年8月16日金曜日

【やま・さと応縁隊】群馬県、県外各施設にビエンナーレ通信が配布されています!

こちらのブログで何回かお知らせしている「やま・さと応縁隊」の活動では、
中之条ビエンナーレを通して町のアート、観光スポットなどの魅力を女子大生目線で
レポートし、発信していきます。
その活動成果として「シカのジョーがいく!ビエンナーレ通信」が発行されています。
この通信はビエンナーレ準備期間にインタビューをおこなったものをまとめたパンフレットになります。
中之条町の核施設をはじめ、群馬県の県庁、美術館、観光協会、そして近隣の美術館などにも
配布されています。どうぞ足を運んだ際に目に留まったら、手にしてみてください。

こちらの画像は県庁に設置された様子です。1F,2F、31Fに置いてあります。↓



2013年8月8日木曜日

【学生レポート】伊香保ハワイアンフェスティバル似顔絵ブースに参加して

先日ブログでご紹介した実技ゼミ生が参加した伊香保ハワイアンフェスティバルでの似顔絵ブースについて、学生よりレポートが届きました。こちらでご紹介します。

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二日目(学生3名)

ハワイアンフェスティバルはとてもにぎわっており、青年団のみなさんにとて
もよくしていただき、みんないい思い出ができたようです。
お客さんの呼び込みが難しく、いかにアピールするか、速くきれいに描けるか
が肝心になりました。
中にはハワイからのお客さんで、スマートフォンに映った恋人との写真を描い
てくれという方もいらっしゃいました。
拙い英語で会話しつつ、お時間をいただいて力作をプレゼントしたらとても喜
んでいました。

私たちが描いた人数は11~13人くらいだったと思います。

子供たちをかわいく描いてもらいたいというお母さんや、去年似顔絵を描いて
もらった方で、去年と比べてどのくらい年をとったのか似顔絵で比較する方、
女優みたいに美化して描いてほしいという方など、いろいろな方がいらっしゃ
いました。

二日目メンバーは来年も是非参加したいと思っているようでした。
来年の看板には芸能人の似顔絵だけでなく、一般の人の似顔絵やフラの格好を
した人の似顔絵を貼っておくといいかもしれません。

ちなみに最後の方で披露した「女優風似顔絵」、マダムから人気でした。


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2013年8月6日火曜日

【やま・さと応縁隊】中之条へ取材に行きました 第二回目

去る7月28日の日曜日、アートマネジメントゼミ3名が中之条町に第二回の取材に行きました。
これは、群馬県の事業「やま・さと応縁隊」の研究活動です。

「やま・さと応縁隊」とは
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群馬県は、県土の約7割が中山間地域です。
中山間地域には豊かな自然や様々な農産物の恵みがあるものの、過疎化や高齢化が進むなか地域活動が難しい状況となりつつあります。
そこで、群馬県では、中山間地域の活性化への道筋を探るため、平成24年度に「群馬県やま・さと応縁隊活動調査」をスタートしました。これは、大学生で組織された「やま・さと応縁隊」が地元住民と交流し、そこで得た経験を基に自由な発想で形に残すものです。
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今回焦点を当てたのは六合(くに)地区。前回からビエンナーレの会場が広がり、
この地区も加わりました。
赤岩地区に伺い、神社跡地での制作準備を行っている木村吉邦さんを訪ねました。
どんな作品に仕上がっていくのか、お話を伺いました。
 
              
こちらの神社跡地に出来上がる予定です!↓

 
 そして、すぐ近くの関さんのおうちを訪ねました。
関さんは養蚕のために建てられたお家に暮らしています。
そして赤岩重要伝統的建造物群保存地区ということで、年間相当な数のお客様が
いらっしゃるとか、日本だけでなく海外からも多数いらっしゃるようです。
おうちの中も見学させてもらいました。



 
↓関さん手作りの蓑を着せてもらいました。 貴重な体験です!
 
その後湯本家で展示をされる馬場恵さんにインタビューを行いました。
完成間近の作品もいち早く見れて、お話も聞けて充実した時間でした!


さらに、同じく湯本家で展示をするイギリス人のケイティーアームさんにもお話を伺いました。
英語が。。。話せたらもっとコミュニケーションとれたのにということでしたが、
作品の写真を見せていただいたりするうちに、
どんな想いで制作されているのかなど伝わってきました。
 ↓湯本家
 
その後、足を延ばして中之条町の方々の多くがおすすめする「チャツボミコケ」を観に行きました。
六合地区元山には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りによる採鉱が行われま
した。その露天掘りの窪み(俗称「穴地獄」)に自生しているのが「チャツボミゴケ」です。チャツボミゴケは酸性の水の流れる所に生育します。窪みの側壁からは鉱泉も湧き出ています。このように、広範に自生しているのは全国でも珍しく、本州では中之条町のチャツボミゴケ公園だけとのことです。
本当に苔が緑色に輝いていました。
もふもふっとした苔は他の場所ではみられないものでした。
 
 
こちらの取材をまとめた「ビエンナーレ通信 第二号」は8月20日ころ発行予定です。
 

2013年8月5日月曜日

富岡市立美術博物館×群馬県立女子大学「夏休みわくわくワークショップ」のお知らせ

アートマネジメントゼミ、および関連授業では、本年「群馬県内の美術館における学生による教育普及プログラムの開発と実践」という研究テーマで、県内の美術館と連携を図っています。
今週末10,11日は富岡市立美術博物館と群馬県立館林美術館にて学生が企画したワークショップが実施されます。

アートマネジメント演習1」で、受講者32名が8班に分かれ、企画したプログラムを実践します。
  • 日時:8月10日(土)、11日(日)
    両日 午前10時~午後3時の中で一日4つ、計8つのワークショップが開催されます
  • 対象:幼児~小学生
  • 参加費:無料
  • 場所:富岡市立美術博物館(富岡市黒川351-1)
  • 問い合わせ:0274-62-6200(富岡市立美術博物館)
  • *詳細は富岡市報8月号にも掲載されています。(21ページ)
    http://www.city.tomioka.lg.jp/municipal/006/002/ (外部リンク)
どうぞ気軽にご参加ください。


チラシはこちらからpdfでダウンロードできます。

伊香保手ぬぐいアート展表彰式が行われました!

8月3日、伊香保ハワイアンフェスティバルが開催され、大変盛り上がりを見せる中、
以前からプロジェクトを進めてきた「伊香保てぬぐいアート展」の表彰式がステージで開催されました。
ここでは学生が実際に伊香保を訪れ、自分たちの目線で伊香保の魅力を写真におさめたものから、デザインをおこしました。その後春に伊香保の石断街で手ぬぐいデザインをのぼりにして、
お客様に投票していただき、上位入賞者が決定しました。
2週間という短い投票期間でしたが、たくさんの方に投票にご参加していただき、
人気の高かったデザインを商品化しました。
商品化に当たっては高崎中村染工場の方々、伊香保アートプロジェクトにご賛同いただいている
皆様の多大なるご協力をいただくことができました。ありがとうございます。

皆さんに選んでいただいた入賞学生の作品は3日より伊香保の宿、お店などで
販売いただいております、。
てぬぐい発祥の地といわれる伊香保で、伝統的な注染染めの風合いを生かした商品になります。
どうぞお立ち寄りの際はお手に取って見てください。

↓特設ステージ、ハワイアンダンスなどが披露されている場所を少しお借りすることができました。
こんなにたくさんの方々がいらっしゃって
熱気に満ち溢れています!

 

↓入賞した学生3名、アートプロジェクトに携わっている教員3名が壇上に、
高橋先生が代表であいさつされました。「アロハ!」
 

↓表彰状をいただきました。
↓今回入賞した学生3名とその作品。
 
 


伊香保ハワイアンフェスティバルにて実技ゼミ生が似顔絵を描きました!

8月1,2,3,4日と伊香保でハワイアンフェスティバルが開催されました。

伊香保温泉ではハワイ独立国時代の史跡で、日本に唯一現存する『旧ハワイ王国駐日代理公使ロバート・ウォーカー・アルウィン別邸』を保存しています。
明治の早い時代に、地方の温泉町が外国人を受け入れ、共に生活をした当時の伊香保人の心を今に伝え生かすために、平成9年1月にアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ郡と姉妹都市を締結しました。
このフェスティバルは、日本人のハワイ移民に尽力、明治新政府の経済振興に貢献したロバート・ウォーカー・アルウィン氏を顕彰し、ハワイ郡との交流の絆をますます深めると共に、ハワイ伝統文化を紹介すること、さらに国内のハワイ伝統文化愛好者の皆さまの集大成の場となることを目的に平成9年に初開催し、今年で17回目を迎えます。 (伊香保温泉観光協会HPより

毎年実技ゼミ学生がこのハワイアンフェスティバルにて似顔絵を描いています。
学生たちにとっては、来場者の方や伊香保の街の方々と触れ合いながら、
短時間で似顔絵を描くという貴重な体験になります。
また、この日のために伊香保に訪れた方々も旅の思い出として
ご参加いただけたのではないでしょうか?

当日の様子を紹介します。
伊香保旅館組合青年部と商工会青年 部ブースにて行いました。
↓それぞれの学生が自分たちの表現方法で似顔絵を描きます
↓来場者の方と似顔絵(掲載の許可は得ています)
 


 

 
↓会場の様子短い時間で描くのはいい経験になります。


↓和気あいあいとした雰囲気で行われました。ご来場いただいた方、ありがとうございました。