2013年11月19日火曜日

西洋美術史実地研修2 第3回

前回とはうってかわってよいお天気に恵まれた第3回。
けれども風邪やウィルス性胃腸炎が流行りだしたこの季節、
体調不良で欠席者が続出・・・(涙)。
今回は東京駅周辺の美術館見学です。

第3回の研修先はこちら。 
午前: 「カイユボット展」(ブリヂストン美術館) 
午後: 「近代への眼差し 印象派と世紀末美術」(三菱一号館美術館)
 
                                                       ブリヂストン美術館前にて。
 
印象派の画家カイユボットの展覧会は、日本初の回顧展。
モネやルノワールに比べてあまり知られていない画家かもしれませんが、
実は印象派の画家たちを結ぶキーパーソンでもあるんですよね。
発表はカイユボットと印象派について。よし、これで全体像が把握できました。
館内では、美術館コレクションも一緒にじっくりと見学してきました。
 
                                              三菱一号館美術館の中庭口前にて。
 
印象派は午前中も見て来たところだし、世紀末美術は第1回研修先の
「モローとルオー展」(パナソニック汐留美術館)にも行ってきました。
次回は「印象派を超えて 点描画の画家たち」(国立新美術館)で、
ゴッホやスーラ、シニャックたちが迎えてくれます。
この秋は19世紀末~20世紀初頭のフランス美術をじっくりと学べるよい機会ですね。

                                   三菱一号館美術館の中庭で事前課題の発表風景。
 
オリジナルの建物(明治27年竣工)についても学びます。
明治時代にイギリスから招聘されたお雇い外国人の
建築家ジョサイア・コンドルが三菱一号館の設計者で、
東京駅を設計したのは、彼の教え子辰野金吾。
帰りに東京駅をもう一度眺めてみようかな。
そうそう、歴史資料室もみていかなきゃ。

 
天気もよくて、いい気持ち。
何やら楽しそう。
れ日の中で、ちょっと気分は印象派・・・?

                                                帰りがけの中庭。
 
11月半ばともなると世の中はクリスマスの飾りつけ。
ツリーの前で写真を撮る人、バラの花の撮影をする人。
親子連れやカップル、友達同士が行き交います。
夜はイルミネーションで綺麗なのでしょうね。

次回は最終回。全員集合となりますように。

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