2015年12月21日月曜日

高崎だるまの絵付け体験に参加しました!

先日「アートマネジメント演習2」の授業で、
群馬の伝統工芸のお話をいただいた
高崎だるまの峯岸さんより
だるまの絵付け体験をご紹介いただき、参加してきました。
 
場所は高崎市身障者会館ハーモニーです。
私たち以外にも多くの方が参加されていました。
まずはだるまの話を伺がい、その後絵付け体験をします!
絵付けは、目、口、鼻、ひげなどの部分で、順番に筆と絵の具を変えて書いていきます。
 
 
最初は目の回りをオレンジに。綿棒でぐるぐる粉をなじませます。
 
次に白目。日本画でも使う胡粉を使用します。円にするのが難しく、なんども丸を書いてしまいます。
 
次は口と鼻、赤いラインを入れます。
次は金を使い、目の回りのライン、そして入れたい願い事を左右に、皆さんここは思い思いに書きます。
 
最後に墨で髭など。鶴と亀の形を模しているんですよ。
 
 
ここまでで二時間半!!ひとつひとつ筆を入れるのに本当に真剣になりました。職人のだるまと比較すると線の勢いがなかなか、、でも本当に楽しかったです!
 
伝統工芸の体験はとっても貴重なものになりました。

伊香保の新しいお土産品を発売!

本県産の繭玉や生糸を使った美容品を「伊香保アートプロジェクト」として
新たな土産品として発売しました。
 美容品は、高崎市上中居町の「ほんやら堂」が製造する3種類で、
いずれも肌の手入れに使うことができます。



本日の上毛新聞に掲載されました。

http://www.jomo-news.co.jp/ns/8914506189938370/news.html

2015年12月16日水曜日

西洋美術史実地研修2(第四回)

第4回(12月12日)は、ふたたび上野公園へ。
銀杏の黄色い葉がやわらかな太陽の光を受けて、青空に映える穏やかな晩秋の一日となりました。
 まずは「古代地中海世界の秘宝――黄金伝説展」(国立西洋美術館)を見学。

事前学習は、古代トラキア、ギリシア、エトルリアの歴史と美術です。
あまり聞きなれない名称に戸惑った人もいたかもしれません。

展覧会では、ギリシア神話と古代世界をつなげて説明があり、モローやクリムトなどの神話画もあって、古代の黄金製品のイメージを膨らませてくれました。
予習の効果もあってか、みなじっくりと作品を見ていました。見る者を圧倒的するトラキア製品、精緻なギリシア製品、粉のような粒金細工のエトルリア製品、時には古代ローマ製品も。
第1回で見学したブルガリの宝飾品、第3回で見学した黄金のファラオ。後期の授業は黄金やジュエリーを意識して展覧会を選んでみました。

午後は常設展の見学。時代的な流れがよくわかり、著名な画家・彫刻家の作品も揃っているので、何度見ても勉強になります。
この日はギャラリートークもありました。参加した人たちは、作品の見かたや説明のしかた、美術館の運営についても学べたのではないでしょうか。
 全員揃って集合写真。撮影してくださった方、どうもありがとうございました。

さて、「西洋美術史実地研修2」は今回が最終回です。
皆さんにはどんな作品が思い出に残っているでしょうか。

実物を見ると大きさがよくわかる、と言っていた人がいました。そのとおり。
展示空間にあると本とはまったく違う印象を受けるときがある。それもしかり。
教室のスライドや書物では伝わらない感覚をこの授業でしっかりと受け止めてください。

それでは、また来年。ちょっと早いですが、どうぞよいお年を!
おわり。

2015年12月14日月曜日

ららん藤岡のイルミネーションが、生放送されました !

12月8日(火)、夜8時からの群馬テレビ「ニュースeye8」の番組に
実技ゼミ生10名と高橋先生、山崎先生が生出演しました。
 
この日はららん藤岡え行われているイルミネーションの紹介を
行いました。以前にもお伝えした実技ゼミがデザイン等を手掛けた
イルミネーションを取り上げていただきました。
 
当日は、気温3度。
とても寒い中、7時ごろから数回のリハーサルが行われ、
本番では、オープニングと8時30分ごろから、
アナウンサーの小島里奈さんの質問について、
ゼミ生らがテンポ良く答えていました。
 





出演の記念品に軍手(グンテ)をもらいました〜
ダジャレですね
 
イルミネーションは12月31日までご覧いただくことができます。
ぜひお近くにお寄りの際はお立ち寄りください。
 

ららん藤岡のイルミネーションが、生放送されました !(◎_◎;)

12月8日(火)、夜8時からの群馬テレビ「ニュースeye8」の番組に
実技ゼミ生10名と高橋先生、山崎先生が生出演しました。
 
この日はららん藤岡え行われているイルミネーションの紹介を
行いました。以前にもお伝えした実技ゼミがデザイン等を手掛けた
イルミネーションを取り上げていただきました。
 
当日は、気温3度。
とても寒い中、7時ごろから数回のリハーサルが行われ、
本番では、オープニングと8時30分ごろから、
アナウンサーの小島里奈さんの質問について、
ゼミ生らがテンポ良く答えていました。
 





出演の記念品に軍手(グンテ)をもらいました〜
ダジャレですね
 
イルミネーションは12月31日までご覧いただくことができます。
ぜひお近くにお寄りの際はお立ち寄りください。
 

学生の個展が開催されました!

会期は終了してしまいましたが、
絵画ゼミ大学院生の若杉さんの個展が開催されました。
その様子を紹介します。

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若杉真魅 初個展「FLASH BACK」
会期:12月1日~6日
時間:11時~20時(*最終日18時迄)
会場:アートコンプレックスセンター
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT154/wakasugi_mami.html
平面作品13点を展示していました。

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2015年12月9日水曜日

三菱鉛筆株式会社に見学に行きました

日本画の授業で大学から10分ほどの場所にある
三菱鉛筆株式会社群馬工場に見学に行きました。
毎年日本画の授業では画材がどのようにできているかを
勉強するため、お世話になっております。
当日は有志参加でアートマネジメントおよび絵画ゼミの学生も参加させていただきました。

バスで工場に訪れ、食堂に案内していただき、
製造第一課の清水課長に会社の概要をお話いただき、
鉛筆、シャープペン、ペンの製造過程をDVDで見せていただきました。


その後、工場内を見学させていただきました。
私たちが日々使っている鉛筆とマーカーの
生産ラインを拝見し、大きな機械や、次々とできるペンを歓声をあげて見学しました。


 
その後、食堂に戻り、数本の鉛筆の硬度をチェックする
体験をしました。
硬度検査の見本を若手社員の方に見せていただき・・・


自分たちでも挑戦!微妙な硬さの違いをカンを頼りに判断していきます。

問題もいくつかご用意していただき、みんな悩みながら取り組みました。
最後に答え合わせをすると、高得点をたたき出す学生もいてびっくり!

 
身近な画材のできるまでを見学でき、また今後の制作にも
おおいに役立つことでしょう。
今回は本当にありがとうございました!

2015年11月30日月曜日

西洋美術史実地研修2(第三回)

第3回(11月28日)は、六本木に行ってきました。
午前中は「ニキ・ド・サンファル展」(国立新美術館)。
事前学習の課題は、もちろんこのアーティストについて。
巨大バルーン「みんなのナナ!」とともに。
「射撃絵画」や「ナナ」シリーズで知られるニキ(1930-2002)。女性とは何かを問い続けた彼女の作品に、若い世代の人たちは何を感じたのでしょうか。

午後は「黄金のファラオと大ピラミッド展」(森アーツセンターギャラリー)。
現代美術とはうって変わって、今度は紀元前3千年紀の世界へ。
事前学習の課題は、エジプトの歴史と美術について。
ん~?ちょっと人数が少ない?
大丈夫。無事に全員揃って美術館へ。
あの有名な《ツタンカーメン王の黄金のマスク》を所蔵する国立カイロ博物館からの展示品がずらり。古代作品に目を向けるばかりではなく、現在のエジプトの情勢も念頭においての見学となりました。
1階上の森美術館では「村上隆の五百羅漢図展」が開催中。授業の見学コースではありませんが、現代アートを知るよい機会です。「ニキ・ド・サンファル展」の半券を持って行くと割引に。
六本木ヒルズはクリスマスの楽しい雰囲気に満たされていました。

寒い季節の到来となりましたが、皆さんくれぐれも身体に気をつけて、次回も元気にお会いしましょう。

芸術の現場から/藤岡洋さん(東京大学東洋文化研究所助教)

県民公開授業「芸術の現場から」(1125日)のゲスト講師は、藤岡洋さん(東京大学東洋文化研究所助教)。同大学や美術館・博物館等でデジタルアーカイブ構築に従事なさっています。
 今回のご講義のテーマは「UXデザインにいたるデザイン史とデータベースプリザベーションの関係」。

UXデザインって?
ユニバーサルデザインは知っているけれど?
そんな風に思った人もいるかもしれません。
UXとは「ユーザーエクスペリエンスUser Experience」の略で、「誰もが使いやすい」では終わらなくて、「使っていて楽しい」のがUXデザインなのだそうです。

データベース構築もデザイントレンドにあわせて考える。「使い手=作り手」のUX時代到来です。長生きデータベースのためのデザイン、といったところでしょうか。

美術館・博物館ホームページでも閲覧者のあまり意識しないところでデータベースが大活躍しているのですが、パソコン画面には直接登場しないデザインの現場で、どうしたらより効果的なデータベースが生まれ、そして育ち続けていくのかを常に考えている方の存在があってこそ、なのですね。
いつもとは異なる観点で「芸術の現場から」の授業をしていただきました。
日常生活とも結びついた、発展的なお話をどうもありがとうございました。

2015年11月27日金曜日

伝統工芸のお話を聞きました~その2 中村染工場 中村純也さん

11月16日の「アートマネジメント演習2」の授業では、
群馬の伝統工芸のお話を伺う、第二弾として、
群馬県唯一、日本手ぬぐいを注染で染める中村染工場の中村純也さんに
お越しいただきました。

授業では注染という染の方法をわかりやすくお話してくださいました。
実際に型をみせていただいたり、ビデオを鑑賞したり、
染めの知識がほとんどなかった学生も
手ぬぐいができるまでの工程についてたいへんな作業を経て
出来ていることに感心させられました。

 
 

また、少し出来上がった手ぬぐいを同じサイズになるよう
折り返す体験もさせていただきました。
見ていると簡単にできそうですが、
実際にやってみると大変難しく、みんなびっくり。




中村さんは職人としての心意気や伝統を受け継いでいくことのむずかしさを
同時にたくさんお話してくださいました。
生の現場の声をありがとうございました!

中村染工場のHPはこちら
http://www.nakamura-some.com/

2015年11月26日木曜日

日本画作品展開催中

絵画6(日本画)の授業で制作した作品が実技棟1階で展示されています。
11月16日(月)〜30日(月)まで
9:00〜17:00
 
履修生17名の作品
「私の好きな場所」と「抽象表現により自画像」をテーマに制作されたものと、
鳥獣戯画の模写が展示がされています。
 
ぜひご高覧ください。