2015年10月21日水曜日

芸術の現場から/谷内克聡さん(群馬県立近代美術館)

10月21日の「芸術の現場から」では、群馬県立近代美術館学芸員の谷内克聡 さんにお越しいただきました。
20年ほどの学芸員のお仕事のご経験から、
前半は美術館というものは、ということについて
海外の博物館などのお話も交え伺いました。


後半は谷内さんのご担当された展覧会のお話や、
学芸員というお仕事ならではの苦労話、また仕事を通して
本物の美術品に触れるということはどういうことか、
といった深いお話をいただきました。



少し、学生の受講生には内容が難しかったかもしれませんが、
現場の様々なお話をお聞きできてじわじわとくるものがありました。
みなさん、ゆっくりと、今日のお話をかみしめて考えていただきたいですね。

どうもありがとうございました!

2015年10月19日月曜日

芸術の現場から/大崎章さん(映画監督)

芸術の現場に携わる方々から生のお話をうかがうシリーズ、お一人目のゲスト(10月14日)は、映画監督の大崎章さん。ご自身の出身地でもある玉村町で撮影した最新作『お盆の弟』が好評で、イギリス、ドイツ、オランダの映画祭でも上映されています。
この日は映画作りの実際について非常に具体的にお話し頂きました。映画を作るのには何が必要か? 人、場所、脚本、物、金、時間、心、の7つに分けてのお話でした。
続いて『お盆の弟』の一場面を例に、撮影現場ではどれだけの数の人が、それぞれどのような役割を担っているのかを詳しくご説明頂きました。助監督の仕事の分担、美術やメイクの仕事、スクリプター(記録係)の存在など、臨場感あふれるお話は、共同作業の興奮と苦労が生々しく伝わってきました。
質疑応答の時間では、玉村町での撮影や、監督としての美意識についてなど、様々な質問が活発に飛びました。『お盆の弟』の製作に関わった地域の皆さまが大勢聴講に集まってくださり、また方言の監修をされた本学国文学科の新井小枝子先生と監督のやり取りもあるなど、濃密な90分となりました。

2015年10月14日水曜日

西洋美術史実地研修2(第一回)

後期授業の第1回(10月13日)は、上野公園です。

午前中は「モネ展」(東京都美術館)。
印象派を代表する画家の《印象、日の出》が見られるなんて感激です。
まずは事前課題による発表。「印象派について」「モネと《印象、日の出》について」担当者が皆の前で説明します。この一角、いつもは割と静かなのですが、今日は往来が多いかな?

展覧会は大盛況の模様です。観覧券をやっと購入したら、入場まで30分待ち。混雑する列の中、「朝しっかり食べてきたのに、もうお腹空いちゃった!」なんて人も。例年は入口付近の大ポスター前で記念撮影をしてから入場するのですが、とてもそんな状態ではありませんでした。まあ、2008年「フェルメール展」では50分待ちでしたから、それよりは早く入れました。
もちろん会場内も大混雑。学生たちはあっという間に人混みに飲まれていきました。後で聞けば、肝心の《印象、日の出》も人の流れに身を任す感じで、ほとんど素通りになってしまったとか…。でもまあ、とりあえず実物を見たことが大切。普段の授業スライドでは実寸大でスクリーンに出てくるわけではないのですから。

さて、銘々に昼食をとって再集合したのは、東京国立博物館前。
西洋美術史なのに違和感がある?
今回は130年の歴史をもつイタリアのジュエリーブランド「アート オブ ブルガリ」展を見に来たのです!特別展がないと建物内を見学できない表慶館そのものも必見です。
まずは事前課題の発表。「東京国立博物館、表慶館、そしてブルガリについて」。博物館概要や「色彩の魔術師」ブルガリについて学んでから、魅惑の展覧会へ。
ゴールドにエメラルド、ルビー、サファイア、ダイヤモンドetc. 色とりどりのジュエリーがまばゆいばかりに光を放っています。学生たちも「かわいい!」「きれい!」と思わず声をあげています。まあ、一番テンションが高かったのは、教員の私だったかもしれませんが…。

同じ上野公園にある国立西洋美術館では、古代地中海世界の「黄金伝説」展がもうすぐ開催。もちろん、この展覧会も授業で見学予定です。皆さんは、古代と近現代の宝飾にどのようなつながりを見出すでしょうか。ちなみに、本授業担当教員(藤沢)は、11月にエトルリアと古代ローマの黄金について美術館で講演することになっています(詳細はこちら)。国立西洋美術館に行くときには、モネの《睡蓮》も見て復習しましょう。

東京国立博物館は国宝がいっぱい。西洋美術史とのつながりで最近また開いた東洋館も訪れたことでしょう。秋の上野を満喫しながら。それでは、また。

2015年10月8日木曜日

中之条ビエンナーレブログ、いよいよ終盤

今年もアートマネジメントゼミがゼミの活動として
中之条ビエンナーレの魅力を会期中にお伝えしております。
ビエンナーレも12日が最終日。
会場もたくさんの方がいらっしゃっています。

学生目線で取材した記事はこちら↓

http://kennjyosuteki.blogspot.jp/

ぜひ会期末までにこちらの情報も参考に、
会場を訪れてみてください!

2015年10月7日水曜日

ビデオアート展、9日まで!

現在、実技棟にて夏の集中講義で制作した
ビデオアートの作品が展示されています。

ぜひご高覧ください。

詳細はこちらを!


第19回 伊香保ハワイアンフェスティバル2015

夏のご報告になります。
 
今年も実技ゼミ生が、ハワイアンフェスティバルの会場ブースで
似顔絵を描きました。
多くの方でにぎわう会場で楽しく行いました。

8月4日(火)〜8月7日(金)の開催のうち
5、6、7日の3日 間で、子どもから大人まで
さまざまな方を描きました。

関連ページもぜひご覧ください。