2016年1月29日金曜日

「第7回 県女アワード2016」開催中

毎年行っている県女アワードが、実技棟および
秋の庭、冬の庭を会場に開催されています。
 
美学美術史学科の実技ゼミ生15名(絵画11名、デザイン4名)による
卒業制作および修了制作の作品となります。
平面から立体、そしてインスタレーションなど様々な表現方法を用いて、
制作された作品が展示されています。
期間中は、学生や大学関係者により投票が行われ、
上位3名が来年度の1年間、校内で作品が展示されます。
 
期間:1月20日(木)~2月10日(水)
時間:10時~17時まで(土日閉館)
 
力作がそろっています。
どうぞお越しください。
 







 

2016年1月28日木曜日

芸術の現場から/岸井大輔さん(劇作家)

県民公開授業「芸術の現場から」(1月27日)は、劇作家の岸井大輔さん。自作に即したラディカルな演劇論をわかりやすく語って頂きました。
岸井さんは「演劇」の本質を論理的に考え抜くことで、いわゆる「演劇」とはかけ離れた形態の活動をくり広げています。2001年の作品『本当に大事なことはあなたの目の前では起こらない』は、上演されているのは「本当に大事なこと」なので、会場にやって来た観客が上演を見せてもらえない、という作品。
「演劇」「戯曲」などの基本概念を抽象的に定義することでラディカルな展開が可能になる、と岸井さんは言います。こうした定義に基づいて実作を重ねていくと、やがて定義がアップデートされ、作品の方向も変化していきます。
演劇をめぐる岸井さんのディープな理論展開は、演劇に限らずさまざまなジャンルの創作全般を考える上でも非常に刺激的なものだったように思います。あえて映像を使わず、ほぼ言葉のみで説明されたのも効果的でした。
レクチャー終了後も、創作に興味のある
国文学科の学生たちと話が止まりません。
全国各地で複数のプロジェクトを進行させている岸井大輔さん、ぜひその活動にふれてみてください。

岸井大輔さんのウェブサイト http://www.kishiidaisuke.com/

2016年1月27日水曜日

芸術の現場から/五東 由衣さん(舞台俳優)

県民公開授業「芸術の現場から」(1月20日)は、舞台俳優の五東 由衣さん。
子供の頃からの生い立ちや武蔵野音楽大学での学生生活、どんなきっかけで
劇団四季に入団し舞台をかさねていったのかなど、
とても親しみある言葉で話してくれました。




講義の中では、出演なさった『マンマミーア』『アイーダ』などを見せながら、
舞台に立つ上での心構えやエピソードなども語ってくれました。
最後に1曲歌を歌ってくれました。

2016年1月26日火曜日

芸術の現場から/片山真理さん(アーティスト)

県民公開授業「芸術の現場から」(1月13日)は、アーティストの片山真理さん。
義足に自身で装飾を施して装着したセルフポートレートをはじめ、ライヴや映像媒体への出演など、近年ますます注目が集まっている片山さんは、本学科の卒業生でもあります。今回はアーティストとして初の「凱旋」となりました。
表現活動と密接に関わるご自身の生い立ちから始まり、高校時代、県女時代、そして東京芸大大学院時代、と時系列に沿って作品の変遷が語られます。
オブジェを製作する段階から、それをインスタレーションにする段階、さらに部屋のような空間インスタレーションに仕立て、自分も入って写真を撮るセルフポートレートへと、片山さんの表現は連続的かつ累積的に変化して来ました。
自分の身体へのこだわりを起点にしつつ、愛着のあるモノや、部屋、家族の記憶などへとモチーフが拡張されていく様子が大変興味深く、一人のアーティストの発展の過程が生々しく伝わるレクチャーでした。
県女に通っていた頃のアナーキーな活動にもふれられ、とくに在学生には刺激になったのではないでしょうか。
今年もスケジュールがみっしり詰まった片山真理さん、今後は群馬での活動も増えていくとのことですので、ぜひチェックしてみてください。

片山真理さんのウェブサイト

2016年1月25日月曜日

美術館アートまつりで「どうぶつポンチョでへんし~ん」を作りました

昨日、近代美術館にてアートマネジメントゼミ生8人が企画をした
「どうぶつポンチョでへんし~ん」を美術館アートまつりのブースで行いました。

寒い中、たくさんの親子連れが来館してくださり、
一時は会場が満席になるほどにぎわいました。


 

動物ポンチョとは、上の写真のように色のついたビニール袋の頭になる部分に
好きな画用紙を切って、動物にみたてて貼り、
ボディ部分となるビニール袋をつなげてひもで縛る
かぶりものの作品です。
 
学生は自分の作ったポンチョをかぶりながら、作りかたを丁寧に伝えます。

こどもたちは親子で何の動物にしようか相談しながら、
楽しく作りました。学生が想像しなかったようなどうぶつたちが現れ、
子どもの感性にびっくりです。

簡単にできて、楽しいと喜んでいただきました。
一日で209人の方に参加していただきました。
 
当日はフォトスポットも作成し、そこで写真を撮る姿もたくさん見られました。
また、館長も自ら作り、参加してくださり、大いに盛り上がりました!
 
次回は2月28日です。
ぜひ遊びに来てください。

2016年1月19日火曜日

「玉村町安全・安心まちづくり2015」での展示報告

「玉村町 安全・安心まちづくり2015 〜守ろうわが身 自分から〜」
という催しが
2015年12月23日(水・祝)の10時〜12時に
玉村町文化センター大ホールにて開催されました。
 
この大会は、毎年開催されているもので、
防犯や防災に関するプログラムが用意されています。
今回は、立川志ん朝さんの防犯落語、防犯パトロールの表彰、
茨城件常総市での水害救出活動報告などがありました。

 その中では、実技ゼミの活動を紹介するとともに、
町からの依頼を受けて、振り込め詐欺に対する注意を促す
防犯のぼり旗を学生がデザインしました。
当日、実技ゼミ26名がそれぞれデザインしたものが展示され、
来場者に投票をしてもらい、票数が多かった上位のものを、
実際にのぼりとして使用するプロジェクトです。
投票は、この日のみ。
 
実際に選ばれたものは、後日紹介します。
 

 

のぼりデザインと投票の様子
 

実技ゼミの活動報告の様子
 
 

2016年1月16日土曜日

「博物館情報・メディア論」で「みんぱっく」の活用例が紹介されました

「博物館情報・メディア論」では夏の集中講義で
国立民族学博物館の「みんぱっく」を活用し、
授業内で展示を行いました。
 
その活用例がホームページに掲載されました。
ぜひご覧ください。
 

美術館アートまつりに参加します!

今年もアートマネジメントゼミでは1月24日、2月28日に
群馬県立館近代美術館で開催される
「美術館アートまつり」に参加します!

毎年たくさんの親子が遊びに来てくれます。
ぜひ足をお運びください。

詳しくはhttp://mmag.pref.gunma.jp/art-event/h27_matsuri.htm
より抜粋

「美術館アートまつり」は、美術館で一日、ゲームや作品鑑賞をしたり、工作をしたり、体を動かしたりと、色々なアート体験ができるイベントです。参加したプログラムのスタンプを集めると、プレゼントがもらえる特典もあります。他の場所ではできないアート体験を、大人も子どもも、思いきり楽しんでみませんか?


開 催 日 : 2016年1月24日(日)、2月28日(日)

開催時間 : 10:00-12:00/13:00-15:00

開催場所 :群馬県立近代美術館

事前申込 :不 要

参 加 費 : 無 料
  ※親子でチョコっとお茶体験のみ有料 : 一人100円 ※スタンプ対象外